種類
独唱
伴奏タイプ
ピアノ
最終更新
2014.1.13
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看護のために従軍した婦人たちをテーマにした珍しい軍歌です。「八重の桜」の最終回でも歌われました。
伴奏は市販のものではなく管理人がアレンジしたものです。楽譜はこちら
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歌詞(作詞者 加藤義清)
火筒(ほづつ)の響き 遠ざかる
跡には虫も 声たてず
吹きたつ風は なまぐさく
くれない染めし 草の色
わきて凄きは 敵味方
帽子飛び去り 袖ちぎれ
斃(たお)れし人の 顔色は
野辺の草葉(くさば)に さも似たり
やがて十字の 旗を立て
天幕(テント)をさして 荷(にな)い行く
天幕に待つは 日の本の
仁と愛とに 富む婦人
真白に細き 手をのべて
流るる血汐(ちしお) 洗い去り
巻くや繃帯(ほうたい) 白妙(しろたえ)の
衣の袖は 朱(あけ)に染み
味方の兵の 上のみか
言(こと)も通わぬ 敵(あだ)までも
いとねんごろに 看護する
心の色は 赤十字
あな勇ましや 文明の
母という名を 負い持ちて
いとねんごろに 看護する
心の色は 赤十字