パガニーニのヴァイオリン協奏曲第2番の3楽章の主題をもとにリストがピアノ曲として編曲したものです。「カンパネッラ」は鐘を意味します。
15度の跳躍(しかも移動時間は16分音符1個分!)などの高度な技術が要求され、超絶技巧の塊と言っても過言ではありません。それでいてただ難しいだけの曲ではなく美しさを兼ね備えた作品となっています。
なお、現在最もよく演奏されているのは1851年に作られた最終版(この音源のもの)で、恐ろしいことにそれ以前の版はもっと難しかったそうです。全音の難易度では★5つになっていますが、★6の中でもかなり難易度が高い部類に入ると思います。
2009.4.2 高音質なMP3にしてみました
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