他の2曲同様、題名はメンデルスゾーン本人によるもの。第1集および第2集のものと比べると曲集に収録されることは少ないですが、他の2曲が好きな人なら第5集のものも楽しめると思います。
【メンデルスゾーン 無言歌集について】
無言歌集は、全8巻48曲からなる曲集で、ロマン派のピアノ小品集の中で最もよく知られています。曲想が優美で温かく親しみやすいことが特徴です。
特に有名なものとして、第1集の「狩の歌」、第5集の「春の歌」などが挙げられます。
【メンデルスゾーンについて】
フェリックス・メンデルスゾーン(1809〜1847)はドイツロマン派の作曲家です。38年という短い生涯の中でピアノ曲や管弦楽曲など多数の作品を残しています。
ピアノ曲では全8集からなる「無言歌集」が特に有名で、今日でもよく演奏されています。またヴァイオリン協奏曲や交響曲第3番「スコットランド」や第4番「イタリア」などもとてもよく知られています。
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