副題は「ガーデへの挨拶」で、デンマークの作曲家ニールス・ガーデのために作曲されたものです。最初の右手のメロディはG-A-D-Eとなっています。
【シューマンについて】
ロベルト・シューマン(1810〜1856)はロマン派を代表するドイツの作曲家です。ピアニストを目指していましたが指を痛め、それからは作曲と音楽評論に力を注ぎました。
ピアノ作品では「子供の情景」が特に有名です。また、ピアノ以外にも声楽曲や交響曲なども作曲しています。
【シューマン こどものためのアルバム op.68について】
1848年に書かれた、全43曲からなる初心者向けの曲集です。長女マリーの誕生日の贈り物として作曲されました。
10曲目の「楽しき農夫」はとても有名です。また、現在各社から出版されている初級者用のピアノ曲集においてはこのアルバムの中から数曲収録されることが多いです。
全音からは「ユーゲントアルバム」という名前で出版されています。
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